2019年10月12日に台風19号が日本に上陸し、各地で甚大な被害がもたらされましたね…。
私は自宅が1階でして…避難区域となり、人生初の『避難所生活』をすることになりました。
初めてということもあり、わからないながらも無い頭を使って、家にあるものをいろいろかき集めて避難所生活に挑みました。
避難して命は助かり、そして何とか自宅は無事でしたが、自宅の数十m先は浸水していました…
本当に紙一重で助かり、本当に運がよかったなと感じています。
そこで、実際に避難所生活してみて、
- コレ持ってきてよかった…!
- アレ持ってきたらよかった…
- 次はコレ準備しとこう!
というものを、現場の写真を交えて避難所生活を経験して感じたことを一つ一つ丁寧に語っていきます。
避難現場でパッとスマホ撮りしたものばかりで、きれいな写真ではないのであしからず…。
まぁ臨場感溢れるリアルな写真ということで(笑)
この記事が、防災準備をする方や万が一避難所生活する事になる方のお役に立てれば幸いです。
※尚、食料や水などの誰もが必ず持って行くだろうものは省いています。
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【避難生活経験者の20選】災害時に避難所で便利&必要な持ち物【2019年10月台風19号】
さっそく災害時に避難所で便利だったもの、必要だったものを順番に解説します!
ワンタッチテント
まずはワンタッチテントです!これが今回の避難所生活で一番大活躍したアイテムです!
ワンタッチテントがあるだけで、どんな体勢でどんな顔やどんなことをしていようとも(!?)、他人に見られる心配がないので、人目が気にならずに過ごせるのでかなり快適でした。
着替えたい時にも役立ちます。昨今のコロナ対策にもなるかと。
これは間違いなく持って行くべきマストアイテムです。
地面に打ち付ける必要のない、ほぼワンタッチで立てられるこのワンタッチテントがコスパも高くておすすめです。ワンタッチ15秒設営が最大のメリットです。
キャリーケース
長期間の避難生活の可能性も考慮して、キャリーケースに着替えや非常用備品や食料を詰めるのにかなり便利でした。
キャスターがついているので移動もし易かったです。
ただ初めてなので、キャリーケースはやりすぎかな?と思いつつも、備えあれば憂いなしってことで持って行きました。
※テントの画像のテントの右側に置いてます。
たくさんのポケット&大容量なリュック
後述するノートパソコンやタブレットなどの電子機器はもちろん、金庫にあった通帳や印鑑、保険証券など、肌身離さず持って行きたいものを詰めました。
- たくさんポケットがある
- 大容量収納
- ノートパソコン用収納
がある2種類のリュックを使って避難所に行きました。
※もう1種類はテントの画像のテントの右側に置いてます。
- とにかく大容量のリュックがほしい
- ノートPCを持ち運びたい
- 脱いだアウターやスケボーを手ぶらで持ち運びたい
といった、私のような方にはかなりおすすめしたいリュック。
ニクソンのリュックの徹底レビューもしてます。
IKEAバッグ
IKEAで数百円で買える、お馴染みの青いショッピングバッグ。
丈夫で水に濡れても大丈夫、そして大容量!
大きなものから小さな細々したものまで、パパっと入れられるので、何を持って行くにも便利です。
※テントの画像の左手前に置いてます。
災害時に便利な持ち物:コンパクトチェア (アウトドア用折り畳み椅子)
避難所にテントを立てたとはいえ、テントの中でずっと寝ているのも腰が痛くなったりでつらいもの。
床の上で座るのも、何も寄りかかれるものがないのでつらい。
そんな時に、こんな小さな折り畳みチェアがあれば、背もたれ付きの椅子に座ってゆっくりできます。
写真は子供ですが、大人も座れる便利な椅子です。
折り畳み式で折り畳むと棒状になります。
持ち出すのにもかなり軽くてコンパクトなのも魅力です。
家族3人で避難したので、その他にも折畳みのスツールを2つ持って行きました。みんなで腰掛けることができて楽でした。
写真左の緑のスツールも畳むと棒状になり、写真右の青いスツールは畳むとフラットな板状になります!
ポケットWi-Fi
浸水で壊れたら困るのと、もしスマホの高速通信制限が切れた時のために持ち出しました。
後述するノートパソコンやタブレットがインターネットにつなげられるのも助かりました。
トリプルSIM or デュアルSIM運用しているスマホ
トリプルSIM or デュアルSIM運用しているスマホはかなりの安心感があります。
最大のメリットは、
- 通信障害
- 自然災害
でも連絡が取りやすくなる
ということです。
過去にdocomoや楽天モバイルでも通信障害がありましたよね。
2022年7月にはKDDIで最大規模の通信障害も…。
この台風はもちろん、2022年3月16日には、福島で大きな地震がありました。
私が住んでる地域一帯が停電になったり、一時的にスマホの電話・ネットがつながりづらくなり、かなり困りました。
そんな時でも、さすがに3回線全て別の通信会社であれば、おそらくほぼ問題なく連絡取れるはずです。
参考までに私のトリプルSIM運用スマホはこちらです。
※トリプルSIMやデュアルSIMのやり方を徹底解説しています。
2in1 ノートパソコン + 楽天マガジン
家が浸水して壊れたら困る…ということで持ち出しただけだったのですが、ポケットWi-Fiも持って行っていたので、ネットでの情報収集やブログ執筆など意外と役に立ちました。
2in1ノートパソコンなので、タブレット代わりにも使えて大画面でネットサーフィンが捗りました。
あとは、持ち物ではないですが、、、、
月400円程度でパソコンやスマホで500誌以上が読める楽天マガジンがあったので、
・避難中の持て余した時間をつぶしたり
・不安な気持ちを少しでもごまかせる
というメリットも。
※ちなみに、上のパソコンの写真は楽天マガジンで雑誌を読んでる画面です。
雑誌を何冊も買ったり持ち運んだりすることなく、いろんな雑誌が読めるのは本当に助かりました、、、。
楽天マガジンはもちろんスマホでも読めます!
ちなみにスマホはTCL PLEXやAQUOS sense 5Gを使っていますが、問題なくサクサク読めています。
↓↓2万円台でハイスペックのコスパ最強スマホをレビューしています↓↓
↓↓大容量バッテリー、防水防塵耐衝撃性能が魅力のAQUOS sense 5Gの徹底レビューはこちら↓↓
Amazonのタブレット・fire7
Amazonのタブレット・fire7。これも子供がいる家庭には必須ですね。
長時間の避難所生活だと、
と思いました。
予想通り子供が飽きてきたので、早速タブレットを渡したところ、YouTubeやタブレットに入っている教育系アプリなどに子供が熱中してくれました。
子供に注意する事も少なくなり、避難所生活のストレスがなくなって、精神的にかなり楽でした。
大容量モバイルバッテリー&ポータブル電源
きっとこれは言われなくても誰しも持って行くものですよね。
当たり前過ぎて現場では写真を撮ることすら忘れてました(笑)
ちなみに私が使っているのは、普段使いしている
- エレコムの6400mAhバッテリー
- ASUSの10050mAhバッテリー
の二刀流です。
(エレコムのバッテリーは株主優待でほぼタダでゲット!)
私はたまたま2つ持っていたのですが、いろんなデバイス持って行くなら、1つで大容量のモバイルバッテリーがおすすめです。
※2022年3月追記
先程のトリプルSIMの話と重複しますが、2022年3月の福島の地震の影響で私の家が停電してしまいました…
ということで、ポータブル電源の必要性を実感。
小容量のブルーティEA3Bとソーラーパネルを購入済です!
ワイヤレスイヤホン
避難所生活って、災害の不安もあっていろいろ調べるけど、ちょっと気分転換もしないとやってられません。
気分転換にYouTubeとか観たいけど、周りへの音漏れも気になるところ。
私が使っているのはこのワイヤレスイヤホンです。
徹底レビューはこちら
2020年6月追記:
このモデルの新モデルがかなりアップデートされていたので、つい購入してしまいました。
先ほど紹介したAIR 1のアップグレード版!
AIR 1とほぼデザインとサイズで
- 低圧縮・低遅延・高音質のaptXコーデック再生
- イヤホンだけで6時間再生可能
- 充電ケース併用で40時間再生可能
- 待望のUSB-C充電
とかなり進化しています。
色もブラック、ホワイト、ホワイトマーブル、ゴールド、ピンクゴールドの5色から選べます。
オープンイヤー型で音質や長時間バッテリーにこだわる方におすすめ。
↓↓もっとリーズナブルなものなど、多数のイヤホンの徹底レビューしています↓↓
電源タップ (延長コード)
今回、小学校が避難所だったのですが、避難勧告があった時点で停電にもなっていませんでした。
もしかした使えるかも!と思い、万が一のことを考えて電源タップを持って行きました。
特にコンセント使ったらダメとは言われなかったので、万が一の時のために、電池容量を残しておけるよう、コンセントを借りて充電しながらデバイスを使っていました。
LEDランタン
小学校の電気がずっと明るかったので、LEDランタンは今回ライトを付けることはありませんでした。
ただこのLEDランタンは手回しで蓄電できるので、万が一モバイルバッテリーの電池もなくなった時には、このLEDランタンがバッテリー代わりになります。USBケーブルをつなげばスマホ充電が可能です。
レジャーシート
本当はテントの中に敷く専用のマット?があると思うのですが、普段キャンプしないので持ってません(笑)
とりあえず、普段使っている厚手のレジャーシートをテントの中に敷いてました。
うちわ、扇子
台風で窓締め切っているため、小学校の中は秋とはいえ意外と暑かったです。
あと人が多いのもかなり影響してると思います。
さすがに扇風機やエアコンはないので、各自うちわや扇子を持って行くのをおすすめします。
かさばるものでもないので人数分あるのがベストですね。
災害時に避難所に持っていけば、より便利で快適だったろうな…という持ち物
実際に避難所生活を経験してみて、これ必要だったな…という持ち物をピックアップしました。
エアーマット
厚手のレジャーシートを持って行きましたが、床に直座り、直に寝っころがるよりはマシとはいえ、いざ就寝となると…やはり身体痛いっす。
エアーマットがあればよかったなーと痛感しました。
防寒&防水&防風&発熱の最強ジャケット&パンツ
まさかのあのゴアテックスより高機能!?な、宇宙服スペックのフェアリーノヴァ2 ジャケットとフェアリーノヴァ 防寒パンツは、絶対避難所で重宝します!
なぜなら、ゴアテックスの防水&防風&透湿性は当たり前!
さらに宇宙服採用の-196℃断熱+発熱機能を持った、防寒&防水&防風&発熱の最強ジャケットとパンツなんです。
このフェアリーノヴァシリーズは、
- 生地厚が1mmと極薄
- 通常の防寒着の約1/2と超軽量
- -196℃でも耐える宇宙服レベルの断熱性(防寒性)
- 38~53℃まで発熱する
- 嵐にも耐える高い防水&防風性
- 暖かいのに蒸れない透湿性の高さ
を備えた、
- 宇宙レベルの高機能の最強服
です。
これを着れば、
- 避難所までの移動中の大雨や大雪から守ってくれる
- 冬の避難所でも風も通さず寒さも感じない
ので、まさに自然災害時に着るだけでストレスフリー。
※防水透湿性の試験結果も掲載したこのジャケットとパンツの徹底レビューはこちら
アイマスクと耳栓
アイマスクは必要でしたね…。
消灯時間になっても、電気が消えるところと消えないところがあるらしく、今回たまたま消えないところでした…
テントの中とはいえ、完全に上からの明かりを遮断できませんでした。
アイマスクがあれば、より快適に寝れたこと間違いなしですね。
あとは耳栓もあればよかったです…。
やはり集団生活なので、
- いびきをかいている人
- 話し声が大きい人
- 荷物をガサゴソ整理する人
などいろんな人がいる中で、ちゃんと寝るのはなかなか至難の業…
耳栓があれば、よりすぐ寝付けたはずです。
↓↓アイマスクと耳栓のセットがありました↓↓
高機能フィルターマスク
避難所は多くの人が密集するので、風邪やインフルエンザ、コロナなどのウィルス対策でマスクは必須。
避難所生活もどのくらい続くかわからないので、使い捨てより洗って何度も使える布マスクがベストかと。
後日談にはなりますが、高機能フィルターのマスク
の2つを買いました!
2つのマスクの徹底レビューもしています。
スタンレーの水筒
避難所は人がぎゅうぎゅうに集まっています。
のどが渇いたからといって
・わざわざ水飲み場に行くのは結構面倒くさい
・すいませーんって言いながら道を開けて何度も行くのも気まずい
です。
そんな時に水筒があれば、少しでもその水飲み場に行く回数を減らせるのでかなり重宝したはず、、、!
↓↓スタンレーの水筒を徹底レビューしています↓↓
ハンドジェル
何かを食べる時には衛生上、手をきれいにしてから食べたいもの。
小学校だから水道があるのですが、自分の場所から遠くてやや面倒でした。
【避難生活経験者の20選】災害時に避難所で便利&必要な持ち物【2019年10月台風19号】 | まとめ
実際に避難所生活してみて、
- コレ持ってきてよかった…!
- アレ持ってきたらよかった…
- 次はコレ準備しとこう!
というものを、現場の写真を交えて避難所生活を経験して、あってよかった、これあればよかった!という持ち物を一つ一つ丁寧に語ってみました。
※気になるものがあれば、もう一度下のリンクから戻ってみることができます。
防災準備をする方や、万が一避難所生活する事になる方のお役に立てれば幸いです。