資金調達のために、信頼できるビジネスパートナーを見つけたいと思いませんか？
そんな方に今回ご紹介するのは、Founder（ファウンダー）。
Founderは、資金調達をしたい起業家・経営者と投資を望む投資家を結びつけるためのマッチングサイトです。
2023年9月時点で、Founderには起業家が3.2万人以上、投資家は6千人以上が登録しており、国内最大級の規模を誇ります。
多くの利用者がいるFounderなら、自分のビジネスプランに合った投資家が見つかるかもしれません。
この記事では、資金調達をしたい起業家・経営者にとってのFounderの
- メリット
- デメリット
- 資金調達できない場合の対応策
などを紹介します。
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タップできる目次
Founder（ファウンダー）とは？
Founder（ファウンダー）は、起業家・経営者と投資家をマッチングするためのWebサイトです。
2023年9月時点で、登録者数は起業家・経営者が32,000人以上、投資家は6,000人以上にものぼる、日本最大級のマッチングサイトになっています。
Founderができた理由
日本のベンチャーキャピタルへの投資額は、アメリカのたった1/100しかありません。
人口やGDPの差を考慮しても、これはあまりに少ない数字です。
この数字から、日本の投資家が投資に対していかに消極的であるのかが分かります。
そのため、日本で起業や事業規模の拡大を考える際の資金調達は、金融機関だよりになりがちです。
しかし金融機関からの融資には実績が求められることが多く、これから起業を考える起業家の資金調達が難しい場合があります。
こうした現状を打破するために、Founderでは次のサービスを提供しています。
- 起業家と投資家をマッチングするサービス
- 起業家支援サービス
起業家と投資家をマッチングするサービス
Founderは、
- 起業家・経営者と投資家をマッチングすることを目的
としているサイトです。
そのため、無料でビジネスプランを投稿でき、多くの人たちがコンタクトを取るための機会を提供しています。
起業家支援サービス
素人が考えたビジネスプランを投稿しただけでは、資金調達をするのが難しいかもしれません。
そのため、Founderでは事業の課題を把握し魅力的な事業計画書を作るサポートも行っています。
また、プロの経営コンサルタントに経営・財務の診断や事業計画書執筆代行を受け受けられる有料サポートも提供しています。
経営者がFounderで資金調達する方法
ここでは経営者がFounderで資金調達する方法を紹介します。
有料・無料プランの違い
経営者がFounderで資金調達をおこなうための方法を解説する前に、Founderの無料プランと有料プランについて説明します。
|
会員登録 |
案件の閲覧 | 案件の登録 | メッセージ送信 |
| 無料 | 無料 | 無料 |
有料 |
|
お試しプラン |
ビギナープラン |
| 10,780円/月
(1か月分、税込) |
7,260円/月 (3か月分、税込) |
- 1か月だけお試ししたいなら「お試しプラン」
- 3か月使うなら「ビギナープラン」
がおすすめです。
資金調達の手順
そしてこのまま投資家からの連絡を待ち、連絡を受けた投資家の中から自分のビジネスプランを理解してくれる人と交渉を行うのもよいでしょう。
しかし、有料会員になれば、投資家一覧の中から自分のビジネスに理解がありそうな投資家を探し、自分から連絡を取れるようになります。
そのため、自分から積極的に動きたい場合には、早い段階から有料プランに申し込むとよいでしょう。
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資金調達成功者の評判からわかるFounderのメリット
Founderに掲載されている成功事例インタビューの中にはFounderの評判も書かれています。その評判からわかる、起業家・経営者の目線で見たFounderのメリットを紹介します。
パソコン初心者でもサイトが使いやすい
Founderでマッチングに成功した人のインタビューを読むと、
多くの人がFounderのメリットとして
- サイトが使いやすい
ことを挙げています。
直感的に使用できるよう工夫されたUIにより、会員登録や案件の登録が簡単におこなえます。
そして、充実した検索機能により登録された多くのデータを簡単に絞り込め、自分のビジネスプランに合うパートナーを短時間で探せるのです。
資金が無くても起業できるチャンスができる
Founderは、
- 実績のない起業家や経営者にも、資金調達のチャンスがあります。
なぜなら、実績のない起業家に投資をすることで、高いリターンを望んでいる投資家がいるからです。
起業を考えたときの最初の難関は資金調達です。しかし、実績のない起業家が資金を調達することは難しく、調達できずに起業を挫折してしまう人は少なくありません。
また、自分で開業資金を貯めようとしている間に、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまう人も多くいます。
そうならないために、投資家へのリターンを高めに設定して投資家に投資妙味を感じてもらい、資金調達を行っている起業家はたくさんいます。
このようにFounderを利用すれば、実績が少ない起業家や経営者でも、有望なビジネスプランであれば、投資をしたいと考える投資家に出会えるチャンスがあります。
すでに起業している経営者でも利用可能
Founderは、これから起業を考える起業家だけではなく、すでに起業している経営者もFounderを利用して資金調達ができます。
Founderには多くの投資家が登録しています。そして投資家の中には、ベンチャー企業への投資やエンジェル投資だけではなく、起業してから10年以上経過した株式非上場の安定企業への投資を望む投資家もいるのです。
そのため株式上場することなく出資者を増やしたい企業と、市場に情報が出回っていない優良企業への投資を望む投資家がつながる可能性も十分にあります。
他業種からのアドバイスがもらえるかもしれない
Founderには、様々な分野でいろいろな経験をしてきた、多くの起業家や投資家が登録しています。
そのため、Founderにビジネスプランを投稿し、様々な人の目に触れることで、自分では考えつかないような意見をもらえる可能性があります。
多くの意見をもとに自分のビジネスプランを見直すことで、さらに魅力的なプランとなり事業が成功する可能性が高まります。
があります。
そのようなサイトにビジネスプランを公開することで、多くの人の目に留まり大きな宣伝効果があります。
起業初期の段階で多くの人に自分のビジネスプランを知ってもらい、反応を確認できることは非常に大きなメリットです。
資金調達のためのオプションが充実している
Founderは、起業家と投資家がつながるための機会を提供するだけではなく、起業家・投資家向けに次のオプションサービスが用意されています。
■経営・財務診断
■事業計画書執筆代行
経営・財務診断
プロの経営コンサルタントの診断により、自社だけでは分からなかった課題も把握できます。
そして、診断結果をもとにアドバイスを受けることで、充実した内容の事業計画書が作りやすくなるでしょう。
事業計画書執筆代行
プロの経営コンサルタントが、起業を考えている業界の研究を徹底的におこない、独自分析したデータをもとに事業計画書を仕上げてくれます。
客観的に分析された事業計画書により、融資や投資を受けられる確率が上がることが期待できます。
成功事例を参考にできる
Founderには、Founderを使って資金調達に成功した事例を公開しています。
この成功事例には、Founderを有効活用するためのヒントが隠されているので参考になると評判です。
Founderは、
- どういった人が資金調達に成功しているのか？
- その人のやっているビジネスのどういった点が世の中に求められているのか？
などを参考にしましょう。
成功事例から投資家が投資することを決めたポイントを知り、自分のビジネスプランに落とし込むことで、マッチングの成功率は高くなります。
マッチングに成功した際には、Founderの成功事例に登録するとよいでしょう。
採用されれば自社のビジネスのPRになりますし、特典として有料会員権を受け取れます。
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起業家から評判のよい成功事例の一部を紹介
多くの登録者が積極的に利用しているFounderでは、
- 1か月に総額7億円以上の資金調達
が行われています。
これだけ多くの成功事例があるため、Founderには成功事例を集めたコンテンツが用意されています。その中から今回は、VR制作事業での資金調達に成功したvLab株式会社さんの成功事例をご紹介します。
vLab株式会社
vLab株式会社は、最先端技術であるVR制作事業をおこなっている会社です。
2018年には、「えんとつ町のプペル」のVR作品も発表しており、話題性のある事業を展開しています。
資金調達を決めた理由は、最先端技術を使った事業であるため、ハイエンドな機材やパソコンが必要になったからです。
この事業計画は多くの投資家の注目を浴び、掲載直後からたくさんのコンタクトを受けたようです。そのため、短期間での資金調達を成功させています。
投資家とはインターネット上での出会いがきっかけということもあり、最初は交渉を怖く感じたそうです。しかし、実際に会ってみると優秀で若手を応援する気持ちが伝わってくる人ばかりで、順調すぎるスピーディーな展開だったとのことです。
出典：Founder「vLab株式会社」
評判からわかるFounderのデメリット・注意点
多くのメリットがあるFounderですが、評判の中には不満の口コミも存在します。資金調達の成功確率を上げるためにも、Founderのデメリット・注意点を理解しておきましょう。
有料プランの自動更新の停止方法がわかりづらい
Founderの有料プランの停止方法がわかりづらい、勝手に自動更新されたという口コミを見かけます。
Founderの有料プランは自動更新されるため、有料プランに入る際には自動更新の停止方法を理解しておきましょう。有料プランは一時停止や解約の手続きを取らない限り、利用料金は自動で引き落とされる仕組みです。
有料プランの一時停止や解約の手続き方法は、お問い合わせフォームからおこないます。詳細は「よくあるご質問」を見るとよいでしょう。
なお、解約の場合にはアカウント自体が削除されるので、再度利用する場合には再登録が必要です。
いったん間を置き再び活動したい場合には、解約ではなく自動更新停止の手続きをおこなった方がよいでしょう。
同じようなメッセージがたくさん来る
Founderに登録すると、複数の起業家や投資家から同じようなメッセージが届くことがあります。そのため、有料プランに加入させるためのサクラだと思う利用者もいるようです。
その原因は、同じ文章を一斉に送信できる「一斉送信機能」にあるようです。
一斉送信機能を使うと公開・非公開にかかわらず、すべての案件にメッセージが送信されるからです。
一斉送信にはテンプレートが用意されており、テンプレートのまま送る人が多いため同じメッセージが届いてしまうのです。
自分がメッセージを送る際は、テンプレートを使わない方が差別化できて資金調達がうまくいくのではないでしょうか。
信頼できない投資家もいる
Founderでは、リアルな人脈では知り合うことができないような投資家とも出会うことができます。その理由は、Founderには多くの投資家が登録しているからです。
Founderは多くの人が気軽に登録できるよう、登録にあたっての審査を行っていません。しかし多くの投資家が登録していることがデメリットになることもあります。
たとえば投資家と偽って起業家や経営者に近づいてくる人がいるかもしれません。
現在は、投資家がメッセージを送る際には有料プランへの加入と本人確認が必要なため、以前より偽りの投資家は減っているかもしれません。
しかし、被害に会わないためにも投資家とコンタクトを取る際には、次のようなことに注意しましょう。
相手の素性をよく確認する
投資家とコンタクトを取る際には、相手の素性をよく確認しましょう。
Founderでは投資家が有料会員になりメッセージを送信するには、本人確認が必要です。そのため、有料会員であれば比較的安心できます。
しかし、本人確認が完了していても安心せず自分の目で確かめましょう。
そしてコンタクトを取ってからも、話した雰囲気だけで相手を信頼してはいけません。何度もやり取りを積み重ね、しっかりとした信頼関係を築くことが重要です。
ビジネスパートナーとして、長く付き合う相手なのですが、慎重すぎるほどの確認をおこなったうえで、この先も付き合いを続けるかを判断しましょう。
金銭の要求には応じない
起業家や経営者は投資家から資金調達するのが目的です。
しかし、投資家と偽って着手金や契約書の作成代行費用など、様々な理由をつけて金銭を要求する人もいるようです。また、打合せのための航空券代の負担の要求などもあるようですが、金銭の要求には応じないようにしましょう。
そもそも投資を受ける側が、金銭を負担するのは不自然な話です。金銭を要求する投資家は偽物の可能性が高いので、関わらないようにしましょう。
Founderでは、こういった悪質な利用者に対し退会させるなどの運営努力をしているようです。しかし、資金調達先を見つけるのはあくまでも自己責任です。自己責任を十分に理解した上で、Founderを活用しましょう。
起業家は株式を必要以上に渡さない
株式会社の経営者の場合、投資家から株の譲渡を提案されることがあります。この際に大量の株を要求されたら慎重な検討が必要です。
投資家に必要以上に株を渡すことには大きなリスクがあります。投資家が悪意を持っている場合には、株主総会で会社を乗っ取られてしまう可能性もあります。
そのため、株の持分や株式譲渡の相場を理解し、必要以上の株を渡さないようにしましょう。
資金調達できなくてもファウンダー株式会社がサポート
Founderは、「起業したい」起業家と「投資したい」投資家に、出会いの場を提供するマッチングサイトです。
しかし、出会いの場があっても、そのチャンスをものにできない人は少なくありません。
そこでFounderを運営するファウンダー株式会社では、資金調達ができない人をサポートするサービスも提供しています。
資金調達サポートサービス
資金調達を成功させるポイントは、ビジネスプランが明確で投資妙味があることです。ほかにもコミュニケーション能力が高いなどの要素もありますが、まずは成功させたいビジネスの魅力を説明できることが重要です。
しかし、魅力的なビジネスプランの立案の大切さは理解していても、客観的な分析を行い魅力を発信するのは難しいものです。
そのため、ファウンダー株式会社では、経営コンサルタントによる次のサービスを提供しています。
■経営・財務診断
■事業計画書執筆代行
このようなサービスを利用することで、投資家の目に留まるビジネスプランを作成できるようになります。
また、Founder以外の「資金調達先一覧」も提供しています。
魅力的な事業計画書を作成して、Founder以外の資金調達先にPRしてみてもよいでしょう。
新規IT事業開発サービス
ファウンダーでは、「DX-PLAN」という新規IT事業開発サービスも提供しています。
資金調達を成功させるには、どの分野で起業するかはとても重要です。今後、伸びることが予測されている分野の事業であれば、投資家も興味を持ちやすくなります。
そのため、AIやDXなどの今後の成長が期待できる分野で起業したほうが資金調達できる可能性が高まります。
しかし、資金調達ができる分野だからといって新規に事業をイチから考えて立ち上げるには、膨大な工数と費用がかかります。
そこで活用したいのが「DX-PLAN」です。
DX-PLANであれば、
- 「戦略設計」と「システムの構築」
に加え、
- 「運営とマネタイズ」までがトータルでサポート
されています。
DX-PLANのサイトでは、短期間で資金回収を完了させ利益率の高いビジネスを手に入れた例が紹介されています。
| 美容系マッチングサイト | ● 1年半ほどで投資の回収を完了し、黒字化
● 毎月安定した営業利益を生み出す |
| 金融系ポータルサイト | ● 1年で黒字化
● 2年で1,000万円以上の営業利益を生み出す ● 3年で約6億円での事業売却に成功 |
| 建設系マッチングサイト | ● サイトのリリース直後に月間1,000名以上の集客
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| 業界特化型マッチングサイト | ● 約半年で資金回収完了
● DXを改善し、高利益率のビジネスに転換 |
（出展：https://found-itloop.com/）
Founder（ファウンダー）のメリット・デメリットを徹底解説！評判は？資金調達できる？｜まとめ
この記事では、Founderで資金調達先を見つけられるよう、以下の内容を詳しく解説しました。
- Founderの概要
- 評判から分かるFounderのメリットとデメリット
- Founderを使った起業の成功事例
- Founderで資金調達ができない場合のファウンダーのサポート内容
気になるところをタップすれば、またピンポイントで戻って読めます。
Founderは、資金調達をしたい起業家・経営者と投資を望む投資家に、出会いの場を提供するサービスです。
Founderは資金調達に苦労している起業家・経営者にとって救いの架け橋になるかもしれません。しかし、マッチングサイトの性質上、資金調達のカギは利用者が握っています。
投資家とのマッチングはあくまでも自己責任であることに留意しましょう。
本人確認を運営に任せるのではなく、自分で確認することが重要です。コンタクトを取ったあとも何度もやり取りを重ね、信頼関係を構築したうえで資金調達をおこなうかを判断しましょう。
また、Founderで資金調達ができなくても、ファウンダー株式会社のサポートを受け資金調達をおこなう方法も紹介しました。
Founderは無料で簡単に始められ、資金調達ができなかった場合もさまざまなサポートが用意されています。
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