【使用感レビュー&キーマップ紹介】HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列は一生使えるおすすめのキーボード

RYO
こんにちは。RYO(@RYO_NR_NL)です!

 

今回は、長い間購入検討をし続けていたキーボード、HHKB(Happy Hacking Keyboard)をレビューします。

 

HHKBにはいろいろと種類があるのですが、その中で私は

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列(墨)

をついに購入しました!

 

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列(墨)の正面

 

他のキーボードとも悩みながらも、思い切って約半年前に購入。

 

毎日使いこんで徐々に自分に馴染んできたところで記事にまとめようと思い、まさにこの記事をHHKBで執筆しています(笑)

 

 

HHKB Professional HYBRID Type-S は、

  • 一生使えるキーボードがほしい人
  • 高速タイピングしたい人
  • 静かな音のキーボードがほしい人
  • オリジナルのキートップにしたい人
  • 自分が使いやすいキーマップにしたい人
  • キーボード沼から抜け出したい人

にかなりおすすめです!

 

 

この記事では、

・このキーボードのおすすめポイント

・私好みにカスタマイズしたキートップの紹介

・私にとっては効率的で変態的なキーマップの紹介

など圧倒的な画像数で、このHHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列をレビューします。

 

この記事がキーボードの選びの参考になれば幸いです。

RYO
ご存じだとは思いますが、
もし記事内で気になるリンク、ボタンや記事があったら、
『新しいタブで開く』
『別のウィンドウで開く』

で、とりあえず開けておくのがおすすめ。
この記事の後に読めるため、漏れなく効率的に情報をインプットできますよ。
※HHKBと肩を並べる、心地よい打鍵感と打鍵音のメカニカルキーボードの徹底レビューもしてます。
※このキーボードと一緒に愛用してるオフィスチェアの徹底レビューもしてます。

 

タップできる目次

HHKB(Happy Hacking Keyboard)とは

リアル・プロフェッショナルに
比類のないパフォーマンスを

他のどんなキーボードとも異なる。

真のプロフェッショナルにとっての

”理想のキーボード”を突き詰めた唯一無二。

タイピングの「質」に高い意識を持つプロフェッショナルを
更に新しい世界へ導く。

洗練されたミニマルなツール、
それがHappy Hacking Keyboardです。

HHKB

というメッセージを発しているブランド。

 

 

公式HPでHHKBのコンセプトや機能をざっと解説した動画があります。

 

この動画の中で私が特に共感したのは、HHKBのコンセプト。
ナラティブ
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。

馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
 
東京大学 名誉教授 和田英一

HHKB

 

今後どんなにハイスペックPCが出ようとも、キーボードで文字入力するというのは、そうそう変わらないはず。

 

今からでも、

自分にぴったり馴染む、一生涯使える自分だけのインターフェイス

=一生寄り添う相棒がほしくなった

というのが一番の購入理由でした。

 

 

RYO
次からはこのHHKBの簡単なスペック紹介をしていきます!

 

 

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HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のスペック

ひとまず、HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のスペックを公式HPから一部抜粋後にわかりやすくまとめてご紹介します。

 

※下の表は左右にスクロールできます。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列(墨)

Bluetooth接続とUSB接続(Type-C)、キーマップ変更機能、Speed(高速タイピング性)とSilent(静粛性)に優れる「Type-S」のキー構造。

 

伝統の上にいくつもの革新を重ね、現代ITシーンにおけるあらゆる局面に難なく対応するフラッグシップモデルです。

 

インターフェース Bluetooth 4.2 (LE) Class2、USB Type-C(ケーブルは付属しません)
無線操作距離 最大10m
カスタマイズ機能 DIPスイッチ、キーマップ変更機能※1
キー数 JIS配列69キー
キー仕様 静電容量無接点方式、キーストローク3.8mm、押下圧45g
サイズ 294(W)×120(D)×40(H)mm キートップ上面まで
質量 550g(電池含まず)
電源 単3形乾電池×2本、USBコネクターからの給電
動作時間 アルカリ乾電池使用時の目安:約3カ月

(当社環境でのテスト値であり、保証値ではありません)

サポートOS Bluetooth接続 Windows 8.1以降、
macOS 10.15以降※2※3
Android 4.4以降、iOS 11.4以降※4
iPadOS 13.0以降※4
USB接続 Windows 7以降、macOS 10.12以降
  • ※1 専用ソフトウェア(無償、Windows対応、macOS対応)をダウンロードして使用。USB接続にてご使用ください。
  • ※2 macOSにてFileVault機能が有効になっている場合は、ログイン時の入力はUSB接続にてご使用ください。
  • ※3 Bluetooth接続で、日本語配列キーボードとしてご使用できるのは、macOS 10.15以降です。macOS 10.15より前のMac OSをご使用の場合、macOS 10.15以降にアップデートいただくか、USBケーブル(市販のUSB Type-C)での接続が必要となります。
  • ※4 日本語配列モデルをiOSまたはiPadOSで使用した場合、英語配列キーボードとして認識されるため、刻印通りに入力できないキーがあります。

HHKB

※HHKB公式HP内で
が事前に確認できます。

RYO
公式HPの内容を元に、簡単且つ徹底的にこのキーボードの魅力を解説します!

結論:最高の打鍵感と高速タイピングができる、自分好みにカスタマイズして一生使えるキーボード

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列(墨)のロゴ

私が考えるHHKB Professional HYBRID Type-Sの魅力を、簡単に結論からお伝えします!

 

論:

最高の打鍵感と高速タイピングができる、自分好みにカスタマイズして一生使えるキーボード

です。

 

実際に使ってみて、このような結論に至った理由を簡単に箇条書きします。

 

  • 普遍的で洗練された惚れ惚れするデザイン
  • 何とも言えない心地よい打鍵音
  • 今では以前より高速タイピングに
  • 打ちやすくて疲れにくい、極上のタッチ感
  • コンパクトなテンキーレスで、マウスが近くて使いやすい
  • 自分好みのキートップにして気分があがる
  • 自分に馴染むキーマップにしてさらにタイピングがしやすい
  • 仕事とプライベートのPCがこのキーボードで使える(一瞬で切替できる)
  • バッテリー劣化がないのでずっと使える

 

という理由から、

 

  • もう他のキーボードには戻れない
  • まさに『一生使える相棒』を手に入れた

という感覚になりました。

 

RYO
次からは、この中から特におすすめしたい理由をしっかりと深堀りしていきます!

HHKB Professional HYBRID Type-Sをおすすめする理由

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列(墨)のロゴ

HHKB Professional HYBRID Type-S は、

  • 一生使えるキーボードがほしい人
  • 高速タイピングしたい人
  • 静かな音のキーボードがほしい人
  • オリジナルのキートップにしたい人
  • 自分が使いやすいキーマップにしたい人
  • キーボード沼から抜け出したい人

にかなりおすすめです!

実は、このキーボードにはたくさんのおすすめポイントがあります。

 

ただ、それを全て解説すると多すぎて消化不良になると思いますので、理解しやすいようHHKB Professional HYBRID Type-Sの特に注目してほしい&おすすめしたいポイントを30代男の私視点で簡単にまとめてピックアップしました。

 

特に注目してほしいポイント
  • デザインの良さ
  • 打ち心地の良さ
  • キートップを変えて自分の好きなデザインにできる
  • 自分だけのキーマップが作れる
  • 接続方法と同時接続台数が多くて便利
  • バッテリー劣化なし&接点方式のおかげで一生使える

 

これらのポイントを意識しながら、次からのおすすめする理由を見てもらえると理解も深まります。

 

実際に使ってみたレビューや感想、根拠を挙げながら、その理由をわかりやすく解説していきますね。

 

今後、さらに使い込んで気づいたおすすめポイントは順次更新していく予定です。

 

RYO
それではさっそくいってみましょう!

無駄のない洗練されたデザイン

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列(墨)の斜め前

HHKB Professional HYBRID Type-Sの

  • 無駄を全て削ぎ落した洗練されたデザイン

にまず惚れました。

 

変にデザインを加えていない潔さ、機能美が全て集約されていて、一切の無駄がないキーボードだなと感じました。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の正面

 

HHKB Professional HYBRIDのロゴ。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のロゴ

 

Type-Sの証。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のType-Sのロゴ

 

電源ボタンは見えない裏側に。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の電源ボタン

 

裏側にはキーマップ変更時や接続に困った時に助かる簡易説明書がついています。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の簡易説明書

 

金属パーツはなく、全て樹脂製。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のキートップ

 

ただ、チープな感じはなく、この墨という色みとキートップの細かなシボ感みたいな質感に逆に高級感を感じるほど。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のキートップ寄り

まずこの見た目だけでも買う価値ありだなと感じました。

 

RYO
毎日使う相棒の見た目は大事です。

 

心地よいタッチ感と打鍵音で高速タイピングができる【静電容量無接点方式&Type-S】

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • 心地よいタッチ感と打鍵音
  • 高速タイピングが捗る

というのが、まず使ってみて最初に思った感想です。

 

その理由から先に紹介すると、【静電容量無接点方式】を採用しているから。

 

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の静電容量無接点方式

静電容量無接点方式と「Type-S」キー構造

無接点で(底付きなしに)スイッチングする「静電容量無接点方式」により、深いストロークと極上のキータッチを実現。

しなやかで心地よいタッチが、タイピングに喜びという価値を付加します。さらに、高速タイピング性(Speed)と静粛性(Silent)に優れたキー構造を採用しています。

 

HHKB

 

この静電容量無接点方式の、

・底付きなし

・深いストローク

に加え、Type-Sならでは

・高速タイピング性

・静粛性

によって、思わず何度もタイピングしたくなるほどの打ち心地と打鍵音、静音性が魅力。そしてタイピングがかなり捗ります。

 

しかも、そもそも無接点なのでHHKBのキーは3000万回の耐久性があるんです!

 和田教授は

人間がキーボードを打つ回数を、1日1万回とする。

HHKBのキーは、3000万回の耐久性があるため、もし、同じキーだけを1日1万回打ったとしても、

(1年を単純に300日として計算)壊れるまでに10年かかる。

よく使うキーが10個であれば、100年。20個であれば200年だ。

つまり、ほとんどの人間よりHHKBの寿命は長いということ

であると述べた。

PFUの熱いユーザーイベント「HHKB ユーザーミートアップ Vol.5」で語られたこと

 

…キーボードとしての耐久性が高すぎ。

一生の相棒としてふさわしいスペックです。

 

過去にノートPCのパンタグラフキーボード、メンブレン式のキーボードを使っていたのですが、比べるのがHHKBに失礼なくらい、タッチ感と打鍵音が違いすぎです。

 

改めて今まで使っていたパンタグラフやメンブレン式のキーボードでタイピングしてみるとよくわかります。

 

正直、静電容量無接点方式のこのHHKB Professional HYBRID Type-Sに慣れてしまうと、パンタグラフとメンブレン式はもう使えないからだになってました(笑)

 

理由は、底付き感があってだんだん指や手が痛くなるから。

 

意外な理由だと思いますが、私も打ち比べるまではそんなこと思ってもみませんでした。

 

HHKBに慣れてしまったせい?(おかげ?)で、パンタグラフとメンブレン式のあのストロークの浅さから底付き感を感じるようになり、しまいには指や手首に違和感を感じるまでに。

 

今までは、パンタグラフやメンブレンは指や手に負担が掛かっているだなんて全く思っていなかったので…本当にびっくりしました。

 

あとは高速タイピング性について。

 

ストロークの浅いパンタグラフとメンブレン式に慣れていたので、最初はHHKBの深いストロークに全然慣れずにいて、正直やや打ちにくいとすら感じてしまった自分がいました…。

 

せっかく大金はたいて買ったのにどうしよう…と思っていたのですが、使って1週間しないうちにHHKBの深いストロークに慣れました。

 

深いストロークに慣れるかな…という方も心配ご無用。打ってればいずれ慣れます(笑)

 

この心地よい音とタッチ感のおかげもあって、今ではこちらの方が正確で高速に打てるように。

HHKB Professional HYBRID Type-Sのキーボードタイピング音は、HHKB公式で動画があるので参考にしてみてください。
この何とも言えない打鍵音が心地よく感じてきて、ずっと見てられますよ(笑)

RYO
本当に打ってて気持ちいい…キーボードでこの感覚は初めてです。

合理的なキー配列でショートカットキーが打ちやすい

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の合理的なキー配列HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の合理的なキー配列

ショートカット操作に適した合理的なキー配列

HHKBのルーツは「プログラマーが理想とするキー配列のキーボード」。

HHKB

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • 合理的なキー配列でショートカットキーが打ちやすい

というのが、おすすめしたいポイント。

 

・CapsLockの位置にControlがある

・Controlの位置にFnがある

という配列は、ファンの中では変態的なキー配列と呼ばれていますよね。

 

これも最初は苦戦しましたが、今ではこの「Control」の位置はなくてはならないものになってしまいました。

 

本当に合理的かつ効率的に、身体の負担を軽減してショートカットキーが打てるようになりました。

 

最初はこのControlの位置に全然慣れなくて…

・かなり頻繁に使う、Ctrl+CやVなどのコピー&ペーストが正直やりにくい…

・左手のいろんな指が混みあって打ちにくい…

と思うほどでした。でもこれも2週間くらいで慣れました(笑)

 

※ここからの話は、普通のキーボードを見ながら、使いながら読むと理解がしやすいと思います。

 

今までは、一番左下に合った「Control」。

 

これでコピー&ペーストをしようと思うと、そもそもControlのために左手を左下に動かすため、ホームポジションから左手が離れます。

・Control:小指をピンと伸ばして押す

・C、V共通:ホームポジションから外れた状態で人差し指で押す

のでかなりのタイムロスと体への負担になってたんですよね…。

 

それが今の変態配列(元々CapsLockの位置にControl)でのコピー&ペーストは、

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の正面

・Control:ホームポジション上の小指でそっと押す

・C:ホームポジション上の中指を一つ下に下げて押す

・V:ホームポジション上の人差し指を一つ下に下げて押す

とかなり時間短縮と指の負担が軽減されました。

 

「Fn」キーのコンビネーション打鍵については、通常のキーボード最上段にあるF1~F12キーがないため、「Fn」+「1」 で 「F1」 として入力します。
これはキーボードを小さくするためとはいえ、これ自体は正直手間が増えていますよね。
「Fn」キーのコンビネーション打鍵については、今後紹介する自分好みのキーマップにした時に進化を発揮します。そのため、ここでは詳細は割愛しますね。私オリジナルのキーマップ紹介の時に詳細を解説します。

RYO
本当に打ってて気持ちいい…キーボードでこの感覚は初めてです。

自分だけのキーマップにカスタマイズして、打ちやすさの追求ができる

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • 自分だけのキーマップにカスタマイズして、さらに打ち易さを追求できる

というのが、かなりおすすめしたい点です。

 

・制御キーの割り当てを変更できるDIPスイッチ
・キーマップをカスタマイズできる「キーマップ変更機能」※
のおかげで、自分好みの自分が打ちやすい、さらに高速タイピングしたいなどが追求できるので、自分だけのまさにマイキーボードが作れます。
DIPスイッチは本体の裏にあります。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のDIPスイッチ
そして、ソフトウェアでのキーマップ変更は直感的で簡単に変えられるのが魅力。
さらに、その設定はHHKB本体に保存されるため、複数のPCやタブレットなど、他のデバイスを使っていても同じキーマップで使用できるというのもうれしい。
実はフリーソフトでキーマップが変更できるものがあるみたいですが、キーボードではなくそのデバイス単位の設定になるので、正直使いにくいですよね。キーボードに保存されるというのは、HHKBの大きなメリットです。

>Happy Hacking Keyboard キーマップ変更ツール

(もちろんHHKB公式の無料ソフトです)

 

このキーマップについても、これから紹介する私オリジナルのキーマップ紹介の時に詳細を解説します。

RYO
自分だけのっていうDIY感覚がたまらないんですよね。

自分好みのキートップにデザインして、気分が上がる

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 斜め寄り

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • 自分好みのキートップにデザインして、気分が上げられる

のが最高です。

HHKBはキートップを入れ替えて自由自在にカスタムできるので、アイデア次第でデザインは無限大です。
無刻印の雪や墨などのキートップを購入して、公式で紹介しているようなこともできます。
私オリジナルのキートップは、一部ネタバレしてますが、後ほど詳細を紹介しますね。

Bluetooth接続とUSB-C接続の両方ができて安心

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • BluetoothとUSB Type-C接続の両方ができて万が一の時も安心

というのもうれしいポイント。

基本はコードが煩わしいので、Bluetooth接続しているのですが、たまにデバイス側の問題や電池切れなどでBluetooth接続ができない場合があります。
そんな時にUSB接続ができれば、デバイスの不具合や電池切れなどの万が一の時でもHHKBを使い続けることができるのでかなり重宝しています。
最近は会社のノートPCが5年以上使っていることもあって、Bluetooth接続ができなくなるタイミングが多々あるんですよね…その時にはUSB Type-Cケーブルを取り出して接続しています。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のUSB-C差込口
しかも、Bluetooth接続では、デバイスを事前に4台まで登録しておくことができます。
それぞれのデバイスに1~4で登録しておけば、Fn + 1などの簡単なキー操作で使いたいデバイスに一瞬で切り替えできます。(USB接続の時は、Fn + 0を入力する)

RYO
意外と無線と有線どっちもできるキーボード、少ないんですよね。

コンパクトサイズで持ち運びしやすい

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • コンパクトサイズで持ち運びしやすい

のも本当に助かっています。

F1~12キーやテンキーがない無駄を削ぎ落としたキー配列がもたらした、A4ハーフサイズに近いコンパクトなサイズもHHKBの魅力の一つです。
100%のキーボードに比べて、マウスの位置が近くなることで、キーボードとマウス間の手の移動がスムーズになります。
さらに、100%のキーボードに比べて、モニターとキーボード、自分の体の中心が合わせやすいので、長時間のタイピングでも体への負担が少ないのが、個人的に最大のメリット。
これよりコンパクトなキーボードが他にないわけではないですが、個人的にはこのタッチ感、打鍵音、打ちやすいキーマップのキーボードでこのくらいコンパクトなキーボードはないですね。

先程の自分好みのキートップにカスタムしたりと正直自分の身体の一部くらいの感覚(?)なので、外出先でも【マイ・キーボード】【相棒】として、このHHKBならではの心地よいタッチと自分だけのキー配列で仕事ができます。

こだわりのディテールで最高の打鍵感と長く使えるキーボードに

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • 最高の打鍵感や長く使えるためのこだわりのディテール

が魅力。

簡単にまとめると、
・すべてのキートップ面を中央方向に向けた「シリンドリカルステップスカルプチャ」
・キーボードを3段階の角度にできる「傾き調整機能」
・長く使っても印刷が消えにくく耐久性に優れる「サブリメーション印刷」
など打ち易さの追求や長く使えるディテールもまさにプロフェッショナルなんです。
傾き調整機能は、本体裏の脚を3段階で調整できます。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の角度調整1
1
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の角度調整2
2
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の角度調整3
3

 

私は脚をしまったままの1で使っています。
2、3は個人的に高いのと、本体と机の間に空間ができて若干打鍵音が甲高くなる気がするので使っていません。

バッテリー劣化のない乾電池orUSB給電式。一生使える相棒として愛用できる。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の乾電池を入れた状態

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、

  • 乾電池またはUSB給電のため、バッテリー劣化がないから一生愛用できる

というのが本当に素晴らしい。

 

よくUSBでバッテリー充電式というワイヤレスキーボードがありますが、あれって充電回数が多くなると将来的にはバッテリー劣化のせいで充電不可となり、キーボード自体が使えなくなるんですよね。キーボードの機能は問題ないとしても…。

 

それってせっかく慣れてきたキーボードがずっと使えないということですよね。

 

でも、HHKB Professional HYBRID Type-SはUSB給電なら電池はいらないため、電池問題についてはストレスフリー。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のUSB-C差込口

 

乾電池はここに単三電池が2本入ります。

私はエネループを使っているので、乾電池の廃棄や電池代がかさむことはありません。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の電池カバーあり

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列の電池カバーなし

 

HHKB Professional HYBRID Type-Sはバッテリー劣化という概念がないため、キーボード自体が壊れない限り、一生使える相棒として愛用し続けられます。

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、前述した通り静電容量無接点方式を採用。
そもそも無接点なので3000万回の耐久性があるため、キーボードとしての耐久性がかなり高いんです。

 和田教授は

人間がキーボードを打つ回数を、1日1万回とする。

HHKBのキーは、3000万回の耐久性があるため、もし、同じキーだけを1日1万回打ったとしても、(1年を単純に300日として計算)壊れるまでに10年かかる。

よく使うキーが10個であれば、100年。20個であれば200年だ。

つまり、ほとんどの人間よりHHKBの寿命は長いということ

であると述べた。

PFUの熱いユーザーイベント「HHKB ユーザーミートアップ Vol.5」で語られたこと

ここで私がカスタマイズしたHHKBのキートップをご紹介します。

 

ちなみに私は、メルカリでHHKBの木製キートップを作っている、せんみんさんのハンドメイド品を購入し、自分好みにカスタマイズしています。

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 正面HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 斜め寄り2HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 斜め上寄り
Controlは、「ピンクアイボリー」という希少な木材を使用したキートップ。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 正面寄り他のキートップと違う材質である木材に変更することで、Controlが小指の触感だけで判別し易いように。
よりタイピングの精度とスピードが向上しました。

 

左上のEscは、「メープルバール材のスタビライズドウッド」を切り出したキートップ。HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 斜め寄り3これは完全に一目ぼれで購入。機能的な目的はなくてアクセントとして付けています。(笑)
個人的にControlの赤とEscの青のコントラストが好きで。
純正の赤青キートップを木材バージョンをやってみました。

 

キーボード最上部の「4」のキーには、「縞黒檀」という木材のキートップ。HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 斜め寄り4
実は4の他にも、キーボード最上部の0とBackspaceも縞黒檀に変えています。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 真上
これもControlと同じく、他のキートップと違う材質に変更することで、
・ホームポジションの左手の人差し指で打つ4
・ホームポジションの右手の小指で打つ0
が指の感触で判別し易いように。
これもよりタイピングの精度とスピードを向上させるためです。
右上のBackspaceは全体の見た目のバランス要因です(笑)
タイピングの際は、パームレストを使っています。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ パームレスト併用
キーボード自体の高さがあるので、パームレストがあるとかなり打ちやすい。
ウォールナット無垢材で高級感もあり、ウレタンなどのスポンジ系より耐久性もあって安定感があります。
手首にあわせて傾斜もかかっているので、木だからといって硬くて痛いということはありません。
(一度スポンジ系のパームレストも試したのですが、表面材と中材の劣化が気になってやめました)

私がカスタマイズしたおすすめのHHKBのキーマップ

ここでは、私がカスタマイズしたおすすめのHHKBのキーマップを紹介しますね。
取り急ぎ、キーマップツールのスクショを貼ってキーマップ設定の経緯やどのように活用しているかなどを簡単に書いてみました。
まずはFnキー不使用&使用時のキーマップをまとめて紹介します。
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ Fn不使用
① Fnキー不使用時のキーマップ
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ Fn使用
② Fnキー使用時のキーマップ
次からは、上の①②の設定理由や活用方法などの詳細をご紹介します。

RYO
ここから自分のキーボードでキーを押しながら確認すると使いやすさが実感できますよ!
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 真上

① Fnキー不使用時のキーマップ

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ Fn不使用
①Fnキー不使用時のキーマップ
Fnキー不使用時のキーマップの設定理由・活用方法などの詳細
■ホームポジションのまま、Controlのショートカットキーができる設定
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ ホームポジションのまま、Controlのショートカットキーができる設定
ホームポジションのまま、Controlのショートカットキーができる
【メリット】
・左の大きいControlとキーボード最下段の小さいControlを両手の指で押せる。
・Controlと組み合わせるCなどのショートカットキーをどちらの手でも打てる。
※コピペ(CとV)、切り取り(X)、全選択(A)、印刷(P)、保存(S)、検索(F)、ブラウザタブ削除(W)、アンダーバー(U)、ボールド(B)など赤枠のキー
赤枠のCtrl Rの左隣のEntは、右手の親指で押すとテキスト入力がかなり捗る。
(ホームポジションから遠い本来のEnterキーまで指を持っていく必要がないため)
■ホームポジションのまま、ファイル名変更ができる設定
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ ホームポジションのまま、ファイル名変更ができる設定
ホームポジションのまま、ファイル名変更ができる
【メリット】
・最下段のF2(左手親指で押す)で個人的に頻繁に行うファイル名が簡単に変更できる。

② Fnキー使用時のキーマップ

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ Fn使用
②Fnキー使用時のキーマップ
②Fnキー使用時のキーマップの設定理由、活用方法などの詳細
■ホームポジションのまま、矢印キーや削除などができる設定
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ ホームポジションのまま、十字キーや削除などができる設定
ホームポジションのまま、十字キーや削除などができる
スペースキーの右横のFn(右手親指で押す)
+ 矢印キー、Del、BS、Home、End(赤枠部分のキー)などが使える。
【メリット】

・ブラウザなどの細かいページ移動(↑↓)、最上部移動(Home)、最下部移動(End)がホームポジションのままできるため作業がかなり捗る。

(マウスのスクロールを使う必要がなくなるため)
・最初は慣れないが、慣れてくるとテキスト入力時のカーソル移動、範囲選択、文字削除などの作業がかなり捗る。
(ホームポジションから遠い本来の矢印キーやBSを使う必要がなくなるため)
■簡易テンキーが使える設定
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ 簡易テンキーが使える設定
簡易テンキーが使える
最下段の2つのFnのどちらか
+ 0~9、小数点、+、-、÷、×、=、BSなどが使える。
【メリット】
・右のFnを右手親指で押しながら数字キーを他の指で押すと、右手だけでもテンキーが打てる。
・左のFnを左手小指付け根で押しておくと、右手で数字キーがより打ちやすくなる。
■スクリーンショットを撮る設定
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ スクリーンショットを撮る設定
スクリーンショットを撮る
【メリット】
・最下段のFn + ◇(Windowsキー) + PScが左手だけで押せる。
■ホームポジションのまま、ページ更新ができる設定
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ ホームポジションのまま、ページ更新ができる設定
ホームポジションのまま、ページ更新ができる
【メリット】
・Fn + スペースキーのF5 でページ更新が右手だけでできる。
(スペースキーのF5を右手の人差し指、Fnを右手の親指で押す)
■ホームポジションのまま、ページアップ、ダウンができる設定
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキーマップ ホームポジションのまま、ページアップ、ダウンができる設定
ホームポジションのまま、ページアップ、ダウンができる
【メリット】
・Fn + PgUp、PgDn(赤枠部分のキー)でページアップ、ダウンがホームポジションのまま右手だけでできる。
(PgUpが人差し指、PgDnが中指、Fnが親指)

RYO
これらの設定を見ながら打つときっと快適さが実感できますよ。

HHKB Professional HYBRID Type-Sのデメリット

個人的に感じたデメリットを簡単に紹介します。
■やはり金額が高い
しかし、
・キーボードの最上位品を持っているという所有感
・キーボード沼が終了する
・一生涯使い続けられる
という意味では、安い買い物かな?とも思っています(笑)
■試し打ちができない
購入検討中の方は、実際に使って打鍵感を試してみたいと思いますが、実は置いてある店舗はあまり多くないんです。
もし近くに試せるお店がないけど、どうしても打鍵感を確認したい人は、セブン-イレブンのATMを使ってみてください。

公式のTwitterでも紹介されている通り、セブン-イレブンのATMは静電容量無接点方式のキーボードが採用されています。

気軽にHHKBの打鍵感の疑似体験ができます!

HHKB Professional HYBRID Type-Sの口コミ

私だけの主観だけだと説得力がないと思いますので、HHKB Professional HYBRID Type-Sの口コミをまとめてみました。

Bluetoothは期待外れ。携帯性だけ考えれば、薄いペラペラのキーボードには負ける。ゲームはそれなり。

・だがしかし、作業用として見れば、ダントツ!仕事で長時間キーボードを使う方は買い替えるべし!

・まずデザインが最高です。かっこいいです。所有欲を満たされます。墨は埃が目立つので掃除しやすい。
・打鍵音、感覚が最高です。もう戻れなくなります。これを使うだけで、打鍵速度が速くなります。割と深めなのでミスが少なくなります。
・Bluetoothの切り替えもめちゃくちゃ早いし、便利。
・とにかくおすすめします。キーキャップでおしゃれできるのもいい。

・機能的には、個人的に欲しいものが全て揃っていて、概ね満足。

・しかし、端末を切り替えるときのLEDのフィードバックが分かりづらい。

・また、コンビネーションもFnキー+Control+数字キーはちょっと多い。順番もFnキーを最初に押さないといけないなど、細かい部分でユーザビリティが悪いなぁと思った。

・決して安い製品ではないので、その辺りのUXの考慮されていなさが物凄く気になるというか、取ってつけたような機能として実装されている感があり残念。

・前モデルのBluetoothモデルも今ひとつでしたし、HHKBシリーズへの不信感はかなり高まっています。乗り換えを検討した方が良いのかなと思い始めています。

HHKB(Happy Hacking Keyboard)のラインナップ一覧

HHKBの中で代表的なラインナップをご紹介します!
■HYBRID Type-S(日本語配列・レビュー品)
特長:
高速タイピング&静音性
Bluetooth接続&USB接続
■HYBRID(日本語配列)
特長:
Bluetooth接続&USB接続
■Classic(英語配列)
特長:
USB接続
■Studio
静電容量無接点方式のキースイッチではないですが、ホームポジションから手が離れにくいマウスいらずの最強HHKBが2023年10月にリリースされました!
特長:
・Kailh社製のHHKB独自カスタマイズのメカニカルキースイッチ
・ジェスチャーパッド
・ポインティングスティック
・マウスボタン

HHKB(Happy Hacking Keyboard)が試せるお店・場所

REALFORCEは置いてあるんですが、HHKBは普通の家電量販店には置いていないんですよね。
同じ静電容量無接点方式でもREALFORCEとHHKBとは打鍵感が違いました。
試し打ちできるのであれば、ぜひ試してみてください。

※「ゲオあれこれレンタル」でHHKBを手軽にレンタルできるようになりました!

 

※HHKBと肩を並べる、心地よい打鍵感と打鍵音のメカニカルキーボードの徹底レビューもしてます。

※このキーボードと一緒に愛用してるオフィスチェアの徹底レビューもしてます。

おまけ:その他使用しているキーボードの打鍵音 比較動画集

その他使用したことがあるキーボードの打鍵音も撮影してみました!
キーボード選びの参考にしてもらえると幸いです。
■EPOMAKER  CIDOO V65 (Quake Matte Switch - Linear)

このキーボードの徹底レビューもしています。
■EPOMAKER DynaTab 75X (Sea Salt Silent Switch)

 

>EPOMAKER DynaTab 75X

■EPOMAKER  Shadow-X (Gateron Yellow Switch)

EPOMAKER Tide65 QMK-VIA(Lemon Switch)

EPOMAKER x Feker Galaxy80(Marble White Switch)

EPOMAKER TH80 PRO V2(Budgerigar Switch)

EPOMAKER TH40(Flamingo Switch)

RYO
どれも打鍵感、打鍵音が異なり、それぞれに魅力があるんですよね…見事にキーボード沼にはまってます笑

【使用感レビューとキーマップ紹介】HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列は一生使えるおすすめキーボード | まとめ

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列のカスタムキートップ 斜め寄り

HHKB Professional HYBRID Type-Sをおすすめする理由をたくさんの写真も交えてしっかりレビューしました!

 

気になるところをタップすれば、またピンポイントで戻って読めます。

HHKB Professional HYBRID Type-S は、

  • 一生使えるキーボードがほしい人
  • 高速タイピングしたい人
  • 静かな音のキーボードがほしい人
  • オリジナルのキートップにしたい人
  • 自分が使いやすいキーマップにしたい人
  • キーボード沼から抜け出したい人

にかなりおすすめです!

RYO
もう他のキーボードは使えない身体になりました(笑)

気になることや聞きたいことがありましたら、下のコメント欄かお問い合わせでお気軽にコメントください!

 

※HHKBと肩を並べる、心地よい打鍵感と打鍵音のメカニカルキーボードの徹底レビューもしてます。

※このキーボードと一緒に愛用してるオフィスチェアの徹底レビューもしてます。

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